「E-ペレッター」は、
従来、主にコスト面の問題から大型ペレタイザーにのみ採用されてきた高効率な「リングダイ」機構を、
航空・宇宙関連産業の精密部品を製造してきた当社の切削加工技術を活かすことで、
小型機へ安価に導入することを実現した、画期的なペレタイザーです。
仕様:EBP-050
| 生産能力 | 50kg/時間(※1) |
|---|---|
| 動力 | 11.1kW (ペレタイザー11kW、原料フィーダー0.1kW) |
| 外形寸法 | W900 × D1200 × H1600 (mm) |
| リングダイ | 内径360mm |
| プレスローラー | 外形160mm × 2ヶ |
| 機械重量 | 700kg |
| 加工原料 | 間伐材、木工屑等木質材料 |
| ペレット 成型穴径 |
材料に応じてφ6~8mmの粒度の ペレット製造が可能 |
(※1)生産能力は目安です。
使用する原料により異りますので、詳細打合せが必要となります。
「E-ペレッター」5つの特長
リーズナブル
従来は大型機にのみ採用されてきた「リングダイ」機構を、国産としては初めて、しかもローコストで小型機に導入しました。ハイ・パフォーマンス
「リングダイ」機構の導入により、従来の「フラットダイ」機構を採用した小型機と比べ、生産効率と安定性が大きく向上しました。フレキシブル
圧縮ローラーのアジャスティングとリング回転数の調整が容易なため、さまざまな性質を持った幅広い原料のペレット化に対応できます。コンパクト
コンパクトなボディ設計により、省スペース、小ロットの生産体制を実現。 「地産池消」を前提とした、小規模プラントの導入に最適です。グッド・サービス
国内一貫生産により、消耗品の供給やメンテナンス・サービスなど、廉価かつ迅速な対応が可能なため、安心して導入いただけます。
次世代のエネルギー、木質ペレット燃料
地球環境の保全、廃棄物の圧縮、産業振興など、21世紀社会の必然的要請を背景に、地球温暖化の原因となる化石燃料にかわり、環境に配慮した新しいエネルギーとして注目されている「バイオマス燃料」。
中でも、間伐材や製材廃材、有機廃棄物を原料とする「木質ペレット」は、森林資源が豊富な日本において、もっとも普及が期待されています。
木質ペレットとは
木質系廃棄物を粉砕し、直径6-8mm、長さ20-30mmに圧縮、成型した固形燃料のことです。
かつては、2度の石油ショックをきっかけに、国内でも最盛期で3万t近くのペレットが生産されていましたが、その後、石油価格が下落したことから、一般に定着することはありませんでした。
しかし今、資源小国日本が化石燃料の依存から脱却し、
エネルギー自給率を高める手段として、今まさに再燃しようとしています。
木質ペレット燃料の利点
- カーボンニュートラル燃料であるため、環境負荷が小さい
- 品質が安定しており、自動燃焼が容易である
- エネルギー密度が高く、輸送、貯蔵に適している
- 環境基準に適合した燃焼が可能で、煙も無色透明
- 臭いが発生せず、引火する恐れもないため、室内での保管も安心
- 価格は灯油に比べても同等以下(※)
※同じ発熱量で比較した場合。
ただし現在はペレット製造工場が限られているため、入手するまでの輸送量を含めて考えた場合、やや割高となる可能性があります。
ペレット加工実績
![]() スギ |
![]() ヒノキ |
![]() ミズメサクラ |
![]() コナラ |
![]() ケナフ |
![]() 高麗芝+プレーナ屑 |
その他、マツ、ニオイコブシ、クロモジ、桜など
※材料の種類によって、供給量やプレス条件の調整が必要です。
リングダイ式小型ペレタイザーのご提案
輸送コストの高い日本では、ペレットの配送や原材料の調達にコストのかかる「大規模な拠点集約型のペレット生産設備」は適しません。国内のペレット流通に理想的なのは、より地産地消に近い、製造拠点を分散させた体系であると考えます。
そこで当社は、地域ごとのペレット需要に対応できる生産プラントを“無理なく”立ち上げるために、設備投資額を抑えた「小規模ペレット製造プラント」を提案いたします。
「少量でも未利用資源を活用したい」「原料の供給確保とペレット利用設備を拡充させながら、段階的にペレット事業を成長させていきたい」「里山保全や林野整備によって出る、いろんな種類の樹木をペレット化利用したい」「いろいろな材料を組み合わせて造粒したい」――小規模でも高い生産効率をもつ「E-ペレッター」ならば、そういった様々なご要望にお応えできます。
導入事例1 森林整備のための間伐材のエネルギー利用
導入当初は、炭焼きに使われなくなった広葉樹の処理法として、里山のふもとに設営された簡易な施設でペレット製造を開始。今では、森林整備の観点から間伐材を使用したペレットを製造し、近隣の宿泊・レクレーション施設に完成したボイラー設備で、代替エネルギーとして利用されています。
導入事例2 家具製造や建材から出るプレーナ屑の再利用
家具製造や建材として使用された、針葉樹、広葉樹など、材質の異なるさまざまな原料を用いて実験を行ない、木質ペレット製造の実証データを収集。
また、芳香剤やペットのトイレ、燻製等のクッキング用など、ペレットの新たな用途の開発・検証も行なわれます。






















