
地域ごとのペレット需要に対応できる生産プラントを“無理なく”立ち上げるために、設備投資額を抑えた「小規模ペレット製造プラント」に最適な、リングダイ式小型ペレタイザーを開発しました。
原材料の調達やペレットの輸送コストの高い日本では、欧州のように「拠点集約型の大規模な生産設備でペレットを大量生産し各地に輸送する」といった生産方式は適していません。国内のペレット流通に理想的なのは、製造拠点を分散させた、より地産地消に近い体系であると考えます。
山林保全・里山整備などで出る間伐材や林地残材など様々な種類の未利用資源を、少量でもペレット化し有効に利用することができます。
木材をペレット化することにより大幅に減容することができるため、薪やチップと比較して輸送コスト・貯蔵コストの削減を図ることができます。 また、ペレット化した木材はほとんど腐敗しないため、長期間の保存にも適しています。
小規模でも高い生産効率をもつ「E-ペレッター」ならば、そういった様々なご要望にお応えできます。
地球環境の保全、廃棄物の圧縮、産業振興など、21世紀社会の必然的要請を背景に、地球温暖化の原因となる化石燃料にかわり、環境に配慮した新しいエネルギーとして注目されている「バイオマス燃料」。
中でも、間伐材や製材廃材等を原料とする「木質ペレット」は、森林資源が豊富な日本において、もっとも普及が期待されています。
木質系廃棄物を粉砕し、直径6-8mm、長さ20-30mmに圧縮、成型した固形燃料のことです。
かつては、2度の石油ショックをきっかけに、国内でも最盛期で3万t近くのペレットが生産されていましたが、その後、石油価格が下落したことから、一般に定着することはありませんでした。
しかし今、資源小国日本が化石燃料の依存から脱却し、
エネルギー自給率を高める手段として、今まさに再燃しようとしています。
- カーボンニュートラル燃料であるため、環境負荷が小さい
- 品質が安定しており、自動燃焼が容易である
- エネルギー密度が高く、輸送、貯蔵に適している
- 環境基準に適合した燃焼が可能で、煙も無色透明
- 臭いが発生せず、引火する恐れもないため、室内での保管も安心
- 価格は灯油に比べても同等以下(※)
(※)同じ発熱量で比較した場合。
ただし現在はペレット製造工場が限られているため、入手するまでの輸送量を含めて考えた場合、やや割高となる可能性があります。
- ボイラーのエネルギーとして
・温水の循環利用→冷暖房
・温水の直接利用→温泉
・温風の直接利用→暖房、乾燥機 - ペレットストーブの燃料として
- アウトドア用品の燃料として
- ペット用品(トイレ等)として
- 家畜飼料用として
- 園芸肥料用として

従来は大型機にのみ採用されてきた「リングダイ」機構を、
国産としては初めて、しかもローコストで小型機に導入しました。
「リングダイ」機構の導入により、従来の「フラットダイ」機構を採用した小型機と比べ、生産効率と安定性が大きく向上しました。
圧縮ローラーのアジャスティングとリング回転数の調整が容易なため、 さまざまな性質を持った幅広い原料のペレット化に対応できます。
コンパクトなボディ設計により、省スペース、小ロットの生産体制を実現。
材料の調達から生産、消費までを自社で行なうなど、「地産池消」を前提とした、小規模プラントの導入に最適です。
国内一貫生産により、消耗品の供給やメンテナンス・サービスなど、廉価かつ迅速な対応が可能なため、安心して導入いただけます。
![]() スギ |
![]() ヒノキ |
![]() ミズメサクラ |
![]() コナラ |
![]() ケナフ |
![]() 高麗芝+プレーナ屑 |
![]() オウシュウアカマツ |
![]() クロモジ |
![]() ニオイコブシ |
![]() 雑紙 |
![]() 不織布 |
![]() 木工所削り屑 |
その他、マツ、桜、製材所集塵屑やプレーナー屑等、多数の加工実績有。
※材料の種類によって、供給量やプレス条件の調整が必要です。

| 型番 | EBP-050 | EBP-100 | EBP-200 |
|---|---|---|---|
| 生産能力 | 50kg/時間(※1) | 100kg/時間(※1) | 200kg/時間(※1) |
| 動力 | 11.1kW (ペレタイザー11kW、原料フィーダー0.1kW) |
準備中 | 準備中 |
| 外形寸法 | W900 × D1200 × H1600 (mm) | ||
| リングダイ | 内径360mm | ||
| プレスローラー | 外形160mm × 2ヶ | ||
| 機械重量 | 700kg | ||
| 加工原料 | 間伐材、木工屑等木質材料 | ||
| ペレット 成型穴径 |
材料に応じてφ6~8mmの粒度のペレット製造が可能 | ||
(※1)生産能力は目安です。使用する原料により異りますので、詳細打合せが必要となります。
(※2)塗装及び製品形状は予告なく変更することがございます。予めご了承ください。

事例1:森林整備のための
間伐材のエネルギー利用
導入当初は、炭焼きに使われなくなった広葉樹の処理法として、里山のふもとに設営された簡易な施設でペレット製造を開始。今では、森林整備の観点から間伐材を使用したペレットを製造し、近隣の宿泊・レクレーション施設に完成したボイラー設備で、代替エネルギーとして利用されています。


事例2:家具製造や建材から出るプレーナ屑の再利用
家具製造や建材として使用された、針葉樹、広葉樹など、材質の異なるさまざまな原料を用いて実験を行ない、木質ペレット製造の実証データを収集。
また、芳香剤やペットのトイレ、燻製等のクッキング用など、ペレットの新たな用途の開発・検証も行なわれます。





































