従来は焼却処分されていた間伐材や製材廃材、刈り芝などの有機廃棄物を原料に、
エネルギーとして再利用可能な「木質ペレット」を製造する小型ペレタイザーです。

仕様
| 生産能力 | 50kg/時間(※1) |
|---|---|
| 動力 | 11.4kW(ペレタイザー11kW、原料フィーダー0.4kW) |
| 外形寸法 | W1000 × L1182 × H1550 (mm)(※2) |
| 機体重量 | 500kg |
| 加工原料 | 間伐材、廃材等木質材料 |
(※1)生産能力は目安です。使用する原料により異なりますので、
詳細打合せが必要となります。
(※2)50Lの原料タンクおよび原料フィーダーを含みます。
リングダイ式小型ペレタイザー3つの特長
コンパクト
小規模ペレットプラントを前提にした設計により、
省スペースでのペレット生産が可能なコンパクトボディを実現しました。リーズナブル
当社の「航空機部品加工」で培われた独自の加工技術により、 装置の主要部であるペレット成型ダイスのコスト削減を実現し、 より低価格での市場投入が可能となりました。ハイ・パフォーマンス
通常であれば大型機に導入されるリングダイを採用することによって、木質ペレットの生産性向上を実現しました。
次世代のエネルギー、木質ペレット燃料
地球環境の保全、廃棄物の圧縮、産業振興など、21世紀社会の必然的要請を背景に、地球温暖化の原因となる化石燃料にかわり、環境に配慮した新しいエネルギーとして注目されている「バイオマス燃料」。
中でも、間伐材や製材廃材、有機廃棄物を原料とする「木質ペレット」は、森林資源が豊富な日本において、もっとも普及が期待されています。
木質ペレットとは
木質系廃棄物を粉砕し、直径6-8mm、長さ20-30mmに圧縮、成型した固形燃料のことです。
かつては、2度の石油ショックをきっかけに、国内でも最盛期で3万t近くのペレットが生産されていましたが、その後、石油価格が下落したことから、一般に定着することはありませんでした。
しかし今、資源小国日本が化石燃料の依存から脱却し、
エネルギー自給率を高める手段として、今まさに再燃しようとしています。
木質ペレット燃料の利点
- カーボンニュートラル燃料であるため、環境負荷が小さい
- 品質が安定しており、自動燃焼が容易である
- エネルギー密度が高く、輸送、貯蔵に適している
- 環境基準に適合した燃焼が可能で、煙も無色透明
- 臭いが発生せず、引火する恐れもないため、室内での保管も安心
- 価格は灯油に比べても同等以下(※)
※同じ発熱量で比較した場合。
ただし現在はペレット製造工場が限られているため、入手するまでの輸送量を含めて考えた場合、やや割高となる可能性があります。
小規模ペレット製造プラント事業の展望
輸送コストの高い日本では、ペレットを遠方まで搬送する「拠点集約型」の流通は適しません。
国内のペレット流通に理想的なのは、より地産池消に近い、製造拠点を分散させた体系であると考えます。
現在当社では、地域の製材所、公共機関からの協力を受け、木質ペレットの原材料となるチップの乾燥に太陽光熱および水力エネルギーを利用した、小規模なペレット製造プラントを開発しています。
今後は、中部・関西地区の事業主様と連携することによって、材料調達~製造~販売のラインを確立・展開しながら、地域単位のビジネスとして市場を形成していきたいと考えています。














