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チップキャッチシリーズ ミクロキャッチフィルター

ミクロキャッチフィルター PDF

油水分離機能を備えたスーパー浄化装置

特徴

  • 消耗品がゼロ

    交換式の各種フィルターエレメントを必要としない、特許のミクロキャッチフィッルター濾過方式採用。
  • 稼働中に油水分離

    各種金属屑の濾過の他、油水分離が稼働中同時に可能。特に油分混入が避けられない洗浄液の場合には最も有効で、液交換インターバルを大幅に延長できます。
  • 低圧ポンプでOK

    0.2kgf/㎠からの低圧使用が可能。消費電力が少なくて済み、発熱もありません。
  • 濾過精度5~50μm

    目づまりがなく、高い濾過精度を維持します。
  • インライン型も可能

    設置簡単、濾過液を加工部洗浄部に直接供給できます。

こんな細かなスラッジも回収できます。

ミクロキャッチフィルター切粉回収実験被切削材

※ミクロキャッチフィルター
切粉回収実験被切削材/
アルミニウム7050、2040

ミクロキャッチフィルター

油や切削屑は、切削液・洗浄液を劣化させます。

他油の影響

(1)他油の影響

切削液(洗浄液)に他油が混入すると、界面活性剤の他油への吸着、エマルジョン粒子の他油への溶解が起こり、切削液(洗浄液)濃度が低下、劣化が進む。

仕様(型式:MF21-40)

センタープラグ上下操作 ダイヤフラム
標準濾過流量 60ℓ/min(MAX.120ℓ/min)
標準濾過精度 5〜50μm ※1
濾過圧力損失 0.2kgf/㎠(通常使用時0.1kgf/㎠)
耐圧 2.0kgf/㎠
ドレン排出方式 2”ボールバルブ、手動操作
口径 40A(入口、出口とも)
乾燥重量 70kgf
フィルタ容量 70ℓ

濾過能力例

対象物 鋼鉄 アルミ
濾過前 43,000mmg/ℓ 91,000mmg/ℓ
濾過後 38mmg/ℓ 99mmg/ℓ
減少率 1/1130 1/920
他油の影響

(2)切削屑の影響

切削液(洗浄液)に切削屑が混入すると、界面活性剤やエマルジョン粒子の研削屑表面への吸着が起こり、切削液(洗浄液)濃度が低下、劣化が進む。

MF21-40 設計図

動作説明

(1)濾過運転前

(浮上油排出)

  • ポンプが稼働、センタープラグが上昇
  • 浮上油吐出制御弁が閉状態
  • 切削液(洗浄液)がフィルタ内部へ流入
  • よどみ層では液が動かないため、スラッジが静かに沈降
  • 濾過されたクリーンな液が出口から流出
  • この間、液中の油分が上部に浮上

(2)濾過運転中

(オプションの油水分離タンクを装着した場合)

  • 浮上油吐出制御弁が開く
  • 上部に溜まった浮上油が油水分離タンクへ流出
  • 油水分離タンクでさらに油分を分離し、浮上油を排出
  • 浮上油吐出制御弁が閉じる ※この間、濾過運転は稼働中

(3)濾過運転停止

(濾過したスラッジの抽出)

  • ポンプが停止
  • センタープラグが下降、ドレンコックが開く
  • よどみ層に沈殿したスラッジを排出

フィルタシステム比較表

名称 マグネットセパレータ ペーパーフィルター サイクロンフィルター カートリッジフィルター ミクロキャッチ
フィルター
ろ過精度 平均50μm 3~100μm 平均20μm 3~100μm 5~50μm
構造 カートリッジフィルタ カートリッジフィルタ カートリッジフィルタ カートリッジフィルタ
特徴 鉄系スラッジ(磁性体)の分離には安定した性能を発揮する。しかし、構造上マグネットローラに近い部分のスラッジは除去できるが、30~50%以上のスラッジは通過してタンク内に入ってしまう。 クーラント液中のあらゆるスラッジの分離に適する。ろ紙の選択により、安定したろ過精度が維持できる。ろ紙の端から汚れたクーラント液が漏れる場合もあるのでメンテナンスが必要。 すべての固形粒子に対し、高い浄化効率が得られる。非磁性体のろ過にも使用可能。クーラントの粘土が高くなると、ろ過不能となる。 高濁度・高粘度液のろ過に優れた効果を発揮する。ろ過精度の選択が可能。 液中に沈殿するスラッジならば磁性体、非磁性体を問わず、あらゆるスラッジの分離が可能。クーラント液に含まれる油分の除去も併せて可能。クーラント液の交換インターバルが数倍にも延長。発熱がほとんどなく、消費電力も少ない。
スペース
レイアウト
省スペース。
M/Cよりの自然落下またはポンプアップが必要。
スペースが必要。
M/Cよりの自然落下またはポンプアップが必要。
省スペース。
専用のポンプにて圧送。(高揚程2~3kg/cm²)
省スペース。専用のポンプにて圧送。 省スペース。
定圧汎用ポンプにて圧送。
メンテナンス ノーメンテナンス ペーパーの交換。ペーパーのずれが起こりやすいため、ペーパーが正しい位置にあるか確認と手直しが必要。 ノーメンテナンス カートリッジの交換 ノーメンテナンス。
消耗品一切なし。
短所 一般トイシの砥粒の分離ができないため、タンク内にスラッジが堆積する。クーラント液の更液が必要。 ペーパーのランニングコストが大。産業廃棄物としての処理に費用が発生する。 液温の上昇を伴う。泡立ちが発生しやすい。油性クーラントに不可。発熱と消費電力が大きく省エネルギーの点から不向き。 カートリッジのランニングコスト大。産業廃棄物としての処理に費用が発生する。カートリッジ交換が面倒。 浮遊するスラッジには不向き。
ISO14000
対応
×(完全に不適合) × ×(完全に不適合)

インライン設置例

インライン設置例
  • 直接ポンプとミクロキャッチフィルターをつなぎ、工作機械を供給するインライン型設置も可能です。
  • 高圧クーラント用フィルターにも最適です。